神田明神(神田神社)Kanda Myojin (Shinto Shrine)
江戸の総鎮守として知られる神田明神(正式名称は神田神社)は、730年に千代田区大手町付近に創建されました。
神田、日本橋、大手町、丸の内、秋葉原など108の町会を束ねる総氏神です。
1616年の江戸城増築に伴って現在の地へ移りました。
源氏のみならず平家筋の武将からも崇敬を集めてきた神田明神ですが、これは近くに平将門を葬った将門塚があったため。
鎌倉時代には境内に合祀されています。


大鳥居をくぐって最初に見えるのが総檜造り・朱塗りの隨神門。
中国古来の天文学の考えに基づき、四方に四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)が彫られています。
近年は人気アニメ「ラブライブ!」に神田明神が登場することからキャラクターを描いた絵馬やお守りが登場。古きと新しきが共存する東京らしいスポットとして海外からの参詣者も多く集めています。
中国古来の天文学の考えに基づき、四方に四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)が彫られています。
近年は人気アニメ「ラブライブ!」に神田明神が登場することからキャラクターを描いた絵馬やお守りが登場。古きと新しきが共存する東京らしいスポットとして海外からの参詣者も多く集めています。

神田明神といえば、忘れてはいけないのが神田祭。
京都の祇園、大阪の天神祭とともに「日本三大祭」と称されます。
元は関ヶ原の戦いにおける勝利を祝う徳川家縁起の祭でしたが、江戸時代に大祭化されました。
徳川将軍が江戸城内入場を認めたことから「天下祭」とも呼ばれ、神輿が街中を埋め尽くすさまはいつしか諸国大名をも楽しませ、江戸を上げての大祭礼に発展したと言います。
2015年の神田祭は鎮座400年を記念した特別な祭礼となり、絢爛豪華な祭礼絵巻が神田、日本橋、秋葉原、大手・丸の内を練り歩きました。
現代でも変わらず氏子町ごとにそろいの半纏に身を包み、威勢よく神輿を担いで宮入参拝する神田祭。
江戸っ子の心意気を肌で感じてみてください。
京都の祇園、大阪の天神祭とともに「日本三大祭」と称されます。
元は関ヶ原の戦いにおける勝利を祝う徳川家縁起の祭でしたが、江戸時代に大祭化されました。
徳川将軍が江戸城内入場を認めたことから「天下祭」とも呼ばれ、神輿が街中を埋め尽くすさまはいつしか諸国大名をも楽しませ、江戸を上げての大祭礼に発展したと言います。
2015年の神田祭は鎮座400年を記念した特別な祭礼となり、絢爛豪華な祭礼絵巻が神田、日本橋、秋葉原、大手・丸の内を練り歩きました。
現代でも変わらず氏子町ごとにそろいの半纏に身を包み、威勢よく神輿を担いで宮入参拝する神田祭。
江戸っ子の心意気を肌で感じてみてください。











2016年9月 文:倉石綾子 写真:山口靖雄